セイコーのダイバーズウオッチをオーバーホールします

セイコーダイバーズ6458-6000 

大事にしているセイコーのダイバーズウオッチです。1985年ぐらいの製品でクオーツです。数か月前までは動いていましたが電池切れで止まっています。
新しい時計に買い替えも考えましたが欲しい時計が見つかりませんでしたので、電池交換とオーバーホールに出すことにしました。

買い換えを検討したのはプロスペックスの復刻モデル、現代アレンジ版のものです。ケースサイズが40mmぐらいで見た目は魅力的でした。値段は14万円ぐらい。
しかし、3点気になることがあり購入にはなりませんでした。
6R35のムーブメントは価格を考慮すると残念ポイントです。ベルトの出来もよくありません。そして、プロスペックスの「X」マークはいらない。
デザインやサイズは素晴らしいのですがね。
セイコーの腕時計、残念なことに海外メーカーに遅れをとっている印象です。

6458-6000

この腕時計、セイコーダイバーズの中では4hモデルの系譜になると思います。セイコーの1980年代はクオーツモデルが中心の商品構成だったと思います。古すぎてよく覚えてはいませんが。
この腕時計はケースサイズ38mmぐらいボーイズサイズの使いやすいサイズです。このサイズが好きで学生の時に親からもらいました。
42mmの通常サイズは親が使っていました。
ちなみにこの時代のダイバーズウオッチの回転ベゼルは両方向回転します。60クリック。防水は150メートルですが、ケースバックはセイコーダイバーズの波模様が入っています。
このダイバーズのデザインは後に、セイコーダイバーズウオッチの傑作「ボーイ」シリーズに受け継がれ世界中でヒット商品となりました。
そして現在はセイコー5スポーツとして引き継がれています。(ただし残念ながらセイコー5はダイバーズウオッチではなくなってしまいました)

1985年ぐらいの製造だと思われるこの腕時計、当時の定価は35,000円ぐらいです。高級時計ではありませんが、それなりに立派な時計でした。
回転ベゼルのギザギザは金属を削りだして作ったような仕上がりで彫りが深くエッジもシャープ、同じようにエッジのしっかり出ているケースなど、独特の金属感はこの時代のセイコーの美点だと思います。
インデックスのフチがシルバーで文字盤から少し浮いていて立体感があるのもお気に入りのポイントです。
ボーイシリーズになると各部の作りがチープになっていきました。この時計を使い続けた理由です。

現在は限定モデルや復刻モデルばかりが目立つセイコーの腕時計ですが、デザインだけでなく中身のしっかりとした通常モデルの充実を期待したいです。この古いダイバーズ腕時計、見るたびにしっかり作ってあるなと思うのです。こんな腕時計をまた作って欲しい。
40mmぐらいまでの使いやすいサイズで安っぽく見えない、精度の安定したメカニカルかクオーツで。
1985年はセイコーの業績最高の年でした。今期の業績予想と比べると売り上げ5倍、利益10倍です。難しいのはわかるけど、セイコーダイバーズ好きなんですよね。