暴落を気にしない、安定したリタイア後の資産運用スタイル

インデックス投資の出口戦略は、巷で言われているほど簡単ではないと思う

投資初心者が始めるには積立NISA口座でのインデックス投資というのが一般的な意見だと思います。
しかし、投資の始め方は簡単では無いと思っているので前回その内容の記事を書きました。
前回に関連して、積立NISAが使いにくいと感じる点が3つあります。

リバランスが口座内で出来ないこと

そもそも債券が買えません。
リバランスや債券は不要という意見もありますが、リバランスしながら運用したい投資家にとっては非常に使いにくいです。
リバランス不要と考えている投資家でも、途中でリバランスしたくなった時に困ると思います。

運用期間が20年と長すぎる

運用期間が長いことは一見メリットのように思われるかもしれませんが、長すぎるとデメリットにもなります。
仕事や収入、家族に変化があって運用リスクを変更したいとなっても簡単ではありません。一般NISAであれば期間は5年ですから1年ごとに商品を変更していくことでそれなりに対応できると思います。運用期間が短いこともロールオーバーで解決できます。
自営業、フリーランスなどのように変化の大きい職業に20年は長すぎる気がします。数十年間生活の変化が少ない収入が安定した会社員や公務員向けの制度なのかな。
年間投資額40万円も少なすぎると思います。
一般NISAを利用していますが、仕事の成績が良い年は満額の120万投資、逆に悪い年はほとんど投資できないぐらい落ち込むこともあります。零細自営業の現実です。

出口戦略が確立していない

4%での定率での取り崩しや、定額取り崩しの方法があります。たしかに資産を出来るだけ長持ちさせるには運用しながら取り崩していく必要があります。
しかし、取り崩しをはじめてから株価が大きく下落したらどうなるのか、想像してみても良い方法とは思えません。
投資環境の悪い時期に当たってしまうと、減っていく資産を気にしながら長い老後生活を送ることになる気がするのです。
暴落など気にならないぐらい莫大な資産を作れれば話は別ですけど。

インデックス投資は老後資金のメインにしない

僕はインデックス投資は相性の良いiDeCo口座を使用しています。資産額は証券口座より少なく投資のメインではありませんが、投資のベースとなっています。
平均点ねらいで手堅く負けにくい運用を目指してアセットアロケーション運用でリバランスしています。

僕の投資の目的は老後の年金不足分を投資利益でカバーすることです。
老後資金のための運用は、日本株の配当金でまかなうことにして高配当の優良銘柄をタイミングをみながから購入しています。
株から得られる配当金が、年金生活の不足分を上回ることが投資の目標です。

iDeCo口座での運用が終われば資金を特定口座に移し、インデックス投資を継続するつもりです。その場合、評価額を一定に保つ運用方法に切り替えます。
リバランス時に資産のバランスを戻すと同時に増えた分を売却します。逆に減っていれば元の金額に戻るように買い足します。
この運用を続けていけば運用益が現金でプールされていくことになると思います。このプールされた現金は高配当株の追加購入が必要になった時のための資金になります。

株の配当金投資は株の売却を前提としませんので株の値動きをそれほど気にする必要がありません。配当金は安定しているメリットもあります。
しかし、配当金の減配の可能性や年金の減額もありますから、追加投資の資金を準備しておく必要があります。
今のところ、この方法が最も安心して老後を送ることができる資産運用スタイルではないかと考えています。