10倍株を掴む秘訣!PERの正しい考え方

株式投資では株価が適切な水準なのか判断の目安にPERが使われます。日本株のPERは平均20前後、企業の業績や将来性など投資家の評価でPERは変動しています。
単純に数値を比較して高い、低いで判断しているだけではPERを正しく理解しているとは言えないと思っています。僕も株初心者の頃はよくわからずに失敗した経験があります。できるだけ分かりやすく説明します。

PER=株価÷1株利益(EPS)

基本ですが、PERの数値は株価を1株利益(EPS)で割り算したものです。
1株利益は会社が決算時に予想値を公表します。PERは株価が会社利益の何年分に相当するのかという数値と考えることもできます。
平均的な会社であれば、利益20年分が適正株価と考えられているということになります。
PERの低い銘柄もあります。地方銀行や海運など一ケタのPERも普通です。これらの銘柄は事業環境が厳しく10年後は利益が半減しているかもしれない…そんな先行き懸念からPERが低くおさえられています。

PERが100を超えることもめずらしくないグロース株では、将来の利益の伸びを予測して推移します。
1株利益100円の会社が+30%で成長を続けると仮定します。
1年後には130円、2年後には169円、3年後には220円と利益が成長し、10年後には1,378円と13倍以上の利益となります。この将来業績の期待からPERが大きな数値となっていきます。毎年30%増ペースで成長を続けるような会社はPERが100を超えていても割安と判断されることだってあります。
PERは投資家による企業の将来予測値なのです。

爆益を出すにはPERとうまく付き合う必要がある

グロース株も最初からPERが高いとは限りません。20~30ぐらいの普通の数値から大化けする銘柄も少なくありません。
10倍株銘柄で最も利益を伸ばせる期間は、好業績が投資家に評価されてPERが上昇していく期間になります。1株利益EPSの上昇とEPSの上昇の掛け算で株価が信じられないペースで高騰していきます。
その背景は先に説明した業績の拡大ペースを元に、将来の収益予測を投資家が株価に織り込こんでいく結果です。その期間はおよそ1年間です。この間株を保有できれば爆益が現実のものになります。

有名なグロース株のレーザーテック(6920)の株価推移を確認します。

レーザーテック

グラフは全てマネックスの銘柄スカウター引用

2019年まではPER20~50の範囲で上下していました。2020年からPERが上昇していき130を超えています。2020年からの株価の高騰は素晴らしいです。高騰前にこの株が買えたら…誰しも思うことだと思います。

僕が過去に保有していた北の達人(2930)です

北の達人僕はこの株を上昇を期待して2015年に購入していましたが、2017年3月に約3倍になったところで売却してしまいました。PERが一気に上昇した時にあまりにも株価が上がりすぎたと判断しました。その後の株価推移を見ればまだ初動です。この銘柄もPER130を超えました。あと1年ホールドできれば爆益でした。でも、株価が急激に上がりすぎて株を持ち続けることが怖いという気持ちもありました。経験が浅かったと思います。

現在保有しているKeeper技研(6036)です

Keeper技研売上高や利益の成長ペースが、レーザーテックや北の達人と遜色ない水準になってきました。この1年は株価を大きく上昇させています。PERは20~30を上下していましたが直近は40前後で推移しています。しかし、まだまだ始まりに過ぎないと思っています。
レーザーテックや北の達人のPER40地点のチャートを見てもらえばそれがわかると思います。

もし、レザーテックや北の達人と同じような経過をたどるとすれば、1年以内にPER100を超えることになります。
それには高成長を維持することはもちろん、コロナ後も成長が持続すると投資家に評価される必要がありますが、それも可能だと思っています。
Keeper技研は最後の山にさしかかったように見えますね。
株価やPERの上昇にあわてず。業績をチェックしながら保有を続けることが必要です。10倍株の値動きを頭に入れて、値動きにビビらないことが大事です。過去に学んだ事をしっかり結果につなげていく心構えをしています。

以上のように僕は考えています。