(8584)JACCS MUFGグループの信販会社 業績安定で増益基調

ファイナンス事業、クレジットカード事業を展開している金融業のジャックスです。2008年からMUFGグループの一員となっていますね。
2021年5月の本決算にて今期配当予想がが1株あたり125円と増配となる見込みとなりました。現在の株価(2,608円)から配当利回りは4.79%となり高配当銘柄として注目の利回りとなりました。

事業内容

事業割合としてはオートローンの割合が高く、その次にクレジットカード事業となります。集金代行、家賃保証、住宅ローン、銀行個人ローン保証などの事業も行っています。海外(アセアン4ヵ国)にも進出しています。
業績は安定していて過去10年間は右肩上がりで業績を伸ばしてきています。2020年のコロナ禍においても影響は小さく前年並みの営業利益を出していました。
割賦利益繰延残高、つまりローン残高が順調に拡大しています。安定した事業基盤を築いていると言えそうです。
特筆すべきは未収債権の割合が1%以下と少ないこと。僕はクレジットカード事業を行っている丸井グループの株も保有していますが、購入時に楽天やクレディセゾンと比較分析しました。延滞率の高い楽天カードや会員の高齢化が目立つセゾンと、カード会社ごとに会員属性がはっきりと分かれます。
ジャックスは優良顧客を取り込んでいることがわかります。

JACCS営業総債券残高と未収債権率推移
しかも、過払い金問題による利息返還費用が他社と比較して非常に少ないです。これは業界内で最も早く1997年に利息を18%に引き下げたためです。

利息返還損失金

他の企業と比較して利益が出やすい体質になっています。
自己資本比率が3.8%と低く一見危険なように思われますが、大量の資金を使って事業を行う金融業には特有のことです。

MUFGグループはメガバンクの中でも海外展開が一番進んでいると評価されています。グループの強みを活かし、今後もローン保証事業や海外事業を拡大していく期待が持てます。2008年は業績が落ち込んでいますがそのことも原因としてMUFGグループに入ったのではないかと想像しますが、その選択はプラスであったと思います。
グループの強みを活かして、着実に成長を続けてほしいと思います。

JACCS10年チャート

JACCS 10年チャート Yahoo!ファイナンス引用

高配当ポートフォリオ組み入れ決定!

高配当投資では、利回りにつられてランキング順に買っていくのは危険と言われます。記念配当など一時的な配当により利回りが高くなっているケースや、業績のブレが大きく配当が安定していない銘柄も多くあります。
そんな中、4.79%という高い配当利回りでありながら、業績の安定性とさらに成長余地もある魅力的な銘柄だと思います。僕のポートフォリオにも組み入れ決定です!