(8252)丸井グループ 百貨店業態からフィンテックへ、エポスカードが成長の鍵

マルイやモディなどの百貨店を運営する企業です。南九州在住では店舗が出店していませんので利用する機会は少ないです。
博多、大阪、東京など大都市への出店が中心ですね。

流通中心から事業転換をはかり不動産収入とクレジットカード(エポスカード)等のフィンテック事業による収入割合が大きくなっています。収益構造が比較的安定しています。新型コロナの影響も他の百貨店と比較すると軽いと言えます。
業績はカード会社として見る必要があります。
キャッシュレス化の流れからクレジットカード市場はこらからも安定した成長が見込めると考えています。しかし、カード会社は決算内容を見てみると各社状況がかなり違いがあります。

流通系のカード会社で比較してみます。

クレディセゾンは会員数2,600万人と多いですが、会員構成が40~60代以上に集中しています。その点はマイナスだと思っています。
取り扱い高は成長していますが、稼働会員数は1,500万人ほどしかおらず新規発行数も減少傾向となっています。休眠会員が多いことは投資する気にならない点です。

楽天カードは会員数2,100万人。会員数の増加と取り扱い高の成長は著しいですが、会社の業績はモバイル事業や楽天市場の業績に大きく左右されます。
楽天のカード事業には投資したいが、他の事業には投資したくない。というのが僕の気持ちです。

イオンカードを発行しているイオンフィナンシャルサービスは会員数4,500万人、順調に会員数を伸ばしてきました。規模ではトップクラスです。
成長余力も中国や東南アジアなど海外を中心にまだまだあると思います。タイやインドネシアではプラチナカードも発行しているんですね。
投資の魅力はあると思いますが、イオンの子会社であることを納得できるか割と大きな問題だと思っています。
親会社のイオンとの利益相反や、僕はすでにイオングループの銘柄を複数保有しているのでバランスの面で投資は難しいと考えています。

4社の株価推移をチェックします。丸井グループが青 クレディセゾンは緑 イオンフィナンシャルは赤 楽天はオレンジ

4社の株価比較チャート1年

1年比較チャート Yahoo!ファイナンスより引用

巣ごもりEC需要の恩恵を受けた楽天が強かった。1年間で株価を上げたのは楽天のみでした。この点楽天はカード事業以外の業績が株価に大きく影響していることがわかります。他の3社はほぼ横ばいでマイナス圏での推移が多くなっています。3社の中で下落が一番小さかったのは丸井グループでした。

4社の株価比較チャート5年

5年間の比較チャート。長い期間での株価の推移を比較すると丸井グループの優位性が明らかになります。10年間などさらに期間を長くするとこの差がより大きくなります。成長性があると見られているのは丸井グループであるということだと思います。

 

改めていろいろ調べてみて、カード会社ごとに会員の属性が分かれていることにも気づきました。
セゾンの高年齢化と休眠会員数は関係がありそうです。楽天カードは滞納者の割合が多い印象です。
意外に思ったのはリボやキャッシングの割合がどこも高いということ。全世帯の3割は貯蓄が無いと言われたりしますが、こうした数字を見ると納得します。

丸井グループのエポスカード事業の魅力

会員数は711万人。他と比較すると小規模ですが、会員構成は20代~30代の若い女性が中心となっています。

エポスカードの利用シーンは丸井の店舗以外のグループ外での利用が9割を超えています。ハウスカードから脱却し、普段使いのカードとして利用されています。
グループ外の優待を充実させてきたことや、カードの名称やデザインも良い効果があるのではないかと思います。イオンカードや楽天カードは他で使うには抵抗がある人もいますからね。

ゴールド、プラチナ会員は267万人となっています。会員の25%超にあたります。積極的にゴールド、プラチナ会員へ勧誘しています。家族ゴールドカードなどの独自のサービスもあり効果を発揮しているようです。
ゴールドカードはメインカードとして利用されやすくなり、また長期利用につながると思います。取扱高の成長も期待できると思います。

エポスカードは旅行保険や年会費無料で持てるゴールドカードなど、独自性が確立されていると思います。ポイント還元一本鎗になっていない点を僕は評価します。
投資するうえでは会員構成が若いこと。まだ会員数が少ないため会員増のプラスの影響が業績に反映されやすいこと。長期に利用されやすいカードサービスなどのプラス面を評価しています。

増配に積極的

配当金は8期連続増配中で、長期・継続的な増配を目指す基本方針となっています。2021年3月期は51円が予定されています。
さらに将来の連結配当性向は55%程度を掲げています。増配の余地があります。

丸井グループの配当計画

丸井グループIRサイトより引用

カード会社から投資先を選ぶなら、やや消去法的な選択になりましたが丸井グループは優良銘柄ではないかと思います。
僕の取得単価は1,700円台です。配当、優待合わせた利回りも高く長期保有向きの銘柄だと思います。2020年の年末にエポスカードを作成しました。株とともに長く保有していくと愛着も湧きそうですね。
じわじわと成長して将来は含み益も期待しています。

株主優待が届きました。エポスポイントと、お買い物券、webクーポンで合計3,000円分です。何か買いましょう。

丸井グループ株主優待

ゴールドカードのインビテーションが届きました

エポスゴールドカード2021年7月にインビテーションが届きました。カードを作成してまだ7ヶ月です。1年は必要だと思っていましたが、実質半年の利用でゴールドカードへの切り替えです。この間、月の利用金額は1~2万円です。まさかこんなに早くゴールドカードになるとは思っていませんでした。1週間前に新デザインのカードに切り替えたばかりでしたので驚きました。
ゴールド・プラチナ会員の拡大によるメインカード化は決算資料にも記載されています。ファンテック事業での取扱高2倍の目標を掲げています。積極的にインビテーションを出しているのは事実ですね。
ゴールドカード化によってポイントが3倍になるポイントアップショップを3店登録できます。また年間利用金額に応じてボーナスポイントがもらえるなど、うまく使えばかなりの高還元率カートとなります。ポイントも有効期限が無期限となります。年会費無料で持てるゴールドカードとしてはかなり優秀なカードだと思います。