銘柄分析(8306)三菱UFJ 株価回復のメガバンク、米国長期国債の金利との関係性に注目。株は楽しいね

メガバンクの株価が回復してきています。
三菱UFJフィナンシャルグループは日本のメガバンクの一角でありながら、購入しやすい株価と高配当から個人投資家にとっては手を出しやすい銘柄と言えると思います。
高配当銘柄は成長性が低いという意見もありますが、別の見方をすればじっくりと銘柄を研究して選んでいけば安定感抜群のポートフォリオを組むことができます。国内では縮小が続く銀行業は、先行きが厳しいイメージもありますが、メガバンクは海外シフト、デジタルシフトが進められてきました。
その取組はまだまだ途上と言えると思いますが、海外への投資は確実に進められてきたと僕は評価しています。

メガバンク株価上昇の要因

今回のメガバンクの株価上昇はアメリカの長期金利上昇によるものです。海外事業や保有する有価証券など、アメリカの金利が収益を大きく左右すると見られているわけです。

アメリカ債券価格と株価を比較
僕は米国債券を上場投信(1482)iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF(為替ヘッジ有)で保有しています。
アメリカの債券をできるだけ安いコストで、為替ヘッジして保有する目的で選びました。

銘柄分析(1482) iシェアーズ・コア 米国債7-10年ETF(H有)
債券価格は金利と逆の動きをします。金利が上がれば債券価格は下落し、金利が下がれば債券価格が上昇する関係になっています。

三菱UFJの株価とiシェアーズ・コア 米国債7-10年ETFの価格を2年チャート比較します。

三菱UFJと米国債券価格比較

YAHOO!japanファイナンスより引用

理想的なマイナス相関となっています。株と債券の分散効果が薄れてきていると言われることが多くなってきていますが、ここまできれいなマイナス相関は大きな意味があると思います。
高配当投資はキャピタルゲインよりも安定したインカムに注目した投資です。三菱UFJとアメリカ債券を同時に保有することで安定した資産運用が可能になります。素晴らしい!!


三菱UFJから話題がそれてしまいますが、株式投資ではテクニカル分析やファンダメンタル分析など技術的な事が重視されます。
もちろん技術が大切であることは間違いありませんが、大前提として銘柄ごとに値動きに違いがあり、銘柄ごとのクセのようなものがあります。
銘柄のクセは何が原因で起きているのか、それが理解できた時に霧が晴れて視界が拡がっていくような感覚になることがあります。
ベテラン投資家にとっては当たり前の事であっても、自分なりの研究で小さな発見を続けていくことは嬉しいものです。自分なりに進歩して負けない投資に近づいている実感がわきます。
株式投資の楽しさは資産が増えていくことですが、知らないことを知っていく楽しさも大きいと感じています。