RICHARTZのマルチツール

RICHARTS外観

ドイツRICHARTZのマルチツールです。
このタイプのマルチツールはスイスのビクトリノックスが人気と知名度で圧倒的な存在ですが、RICHARTZ社はドイツの刃物で有名なゾーリンゲンの会社です。ゾーリンゲンは中世より刃物の街として知られているそうです。RICHARTZ社も100年以上の歴史のある刃物メーカーです。

25年前ぐらいに通販で入手しました。その頃ももちろんビクトリノックスが有名だったのですが、マイナーな選択をしてしまうところは昔から変わりません。値段もビクトリノックスと同じぐらいだったように記憶しています。
使い続けていますので塗装が擦れて下地のプラが見えていたり、古さにふさわしい見た目になってきました。

RICHARTSツール

ツールはビクトリノックス風に数えると8種類です。
・ナイフ
・缶切り
・栓抜き
・マイナスドライバー
・プラスドライバー
・ワイヤストリッパー
・リーマー
・キーリング

品質は非常に高く、ビクトリノックスに引けをとらない完成度だと思っています。
ビクトリノックスの有名な歴史にスイス陸軍にナイフが制式装備品として採用されたことがありますが、ビクトリノックスの前はドイツ、ゾーリンゲンのナイフが採用されていたそうなのですよ。

RICHARTSナイフ

ナイフの根本にはマークと「RICHARTZ」の刻印。ナイフの刃渡りは58mm。使いやすいサイズです。ソロキャンプでは料理はこれ一本です。

RICHARTSナイフ裏裏面には「ROSTFREI STAINLESS SOLINGEN GERMANY」の刻印。(錆びないステンレス、ドイツゾーリンゲン)

RICHARTSドライバー、缶切り

ドライバー、栓抜き、缶切りは非常に使いやすいです。ドライバーなどは普段家で使う機会も多いですが、精度も良くストレス無く使えます。サイズ的に無理をしていないので、ミニサイズのマルチツールとの違いを感じます。

本体の角に滑り止めのラバーがあり全体に丸みがあるので作業時にグリップしやすいです。ビクトリノックスよりも道具としてすぐれた部分です。このモデルはシルバーの塗装部分はポルシェカラーです。RICHARTZ社はドイツ自動車メーカーのモデルをいくつか出していた記憶があります。まじめに作られたドイツ気質を感じる作りなのですが、このまじめさがビクトリノックスの陰に隠れてしまっている原因ではないかと思っています。

ツールを収納した時の長さは約9cm。
ビクトリノックスの製品で仕様の近い物を探してみたところ、「CVAL ソルジャー リミテッドエディション」が一番近い製品のよう。

ビクトリノックス CVALソルジャー

ビクトリノックスさんから引用

ドライバーがマイナスの大と小になっていますが、他はほぼ同じ構成のようです。缶切りが押して進むタイプですね。マルチツールは機能が多すぎると厚さが増えて使いにくくなってしまいます。このくらいのツール数が僕の使用には向いています。

RICHARTZとビクトリノックスの違いは品質的には引けを取らないと思います。僕には甲乙つけることができません。
違いを感じるところは製品展開です。ビクトリノックスのように種類豊富で選ぶ楽しさ、コレクションの楽しさが欠けていたと感じます。気分が上がるかどうか。どちらが欲しいかとなると差が出ると思います。これが大きかったと思います。見た目が地味すぎました。
残念ですが、RICHARTZのマルチツールはすっかり見かけなくなってしまいました。調べてみたらモデルは変更になっていますが製造はされているようです。
これからも大事に使っていきます。

 

一緒にキャンプに持っていくとほぼ困ること無しのハサミがメインのミニツール
ガーバーのマルチツール スプライス GERBER SPLICE購入