お金は人の本性をむき出しにします。騙されて思い知らされたお金の魔力

苦しかったお金が無いという経験
お金に困った経験はありますか?給料日まであと〇日なのに金が無い。水を飲んでしのぐ、そんなことではありません。
独立開業したものの資金がうまくまわらず、事業の支払日まで全くお金が足りない。売って金になるものも無い。
家族、知り合い、お金が借りられそうな所へ頭を下げてまわるという経験をしました。申し訳なくて、情けなくて、絶望的な気分になりました。
お金を借りる行為、当然それで態度が変わる人もいます。最も辛い経験です。

独立開業後何度も騙された
僕は20代で独立しました。準備周到と言うにはほど遠く、苦労することは覚悟しての開業でした。不安はありましたが、やってみると仕事は順調に来たました。
なんとかやっていけそう、そう思いましたが・・・
仕事を請け負い、請求して売掛金を回収するという流れです。請求するまでは順調でしたが、売掛金が回収できないことが多発しました。支払ってくれるよう何度も交渉しますが、初めから騙すつもりだった相手がかなりの割合でいました。
10万円ぐらいの少額の仕事がほとんどです。こちらに対抗手段は無いことを知っていて、初めからお金を支払うつもりは無いんです。
弱い立場の、独立したばかりの業者を騙して仕事をさせようと、カモをさがしている人が一定数いることを知りました。自分の利益のためなら人を騙すことをなんとも思わない人たちです。
先に独立した先輩たちに相談すると「必ず通る道」「勉強になったね」という反応でした。これを乗り越えないとやっていけないぞと。つまりそういう人は昔から一定数存在しているんです。
経験を積み仕事が安定して、そうした人間の見分けがある程度できるようになった頃にはそうした人間は寄って来なくなりました。

2:6:2の法則
世の中の善人、普通の人、悪人の割合の話を聞いたことがあります。
法律や規則に関係なく悪い行いをしない人(善人)2割
悪いことをすると捕まるからしない人(普通の人)6割
法律や規則関係なく悪い行いをする人(悪人)2割
普通の人は罰を受けるから規則を守っているだけ、悪人から騙されると悪い事をします。オレオレ詐欺の電話役や集金役は、普通の人が悪人に騙されてやっていると言います。だから悪事はなくならないのだと。
普通の人が悪人に騙される原因はお金の欲が罪悪感よりも勝ってしまうから。捕まらないと信じこまされると平気で犯罪まで犯すそうです。
この普通の人の話、割合の数字はともかく、多いということは実感として納得できる話でした。
お金の魔力で悪い行いをしてしまいかねない、6割ぐらいの普通の人達と同じ世界で生きるのです。

本性が神と思える人格者もいる
困っている時に助けてくれた人もいます。大きなきっかけを与えてくれた方、支援してくださった方、感謝している方々がいます。
こうした人との出会いがなければ、僕の小さな事業も続かなかったと思います。
人を騙すことなんて意識の欠片も無い。人が伸びること、世の中が良くなること、そうした事を自らの喜びとして行動している2割の人達です。

お金の魔力には誰も逆らえない
豪華な車やマンションを自慢したい人。財力を見せびらかしたい人もいれば、お金を持っていても高価な車やブランド品などに全く興味が無い人もいます。
人を騙してでもお金を得ようとする人もいれば、お金を世の中のために使う人、匿名で困った人たちの支援を続ける人もいます。
これらは、人の心がそう望んだ結果の行動なんだと思います。
どう行動するのか、お金の前で嘘はつけません。怖い一面を持っています。
「お金」=「心」ということを忘れずに、自分も気を付けていたいと思います。