年金記録が消えていた!年金記録の調査依頼とその後の顛末。国民年金の滞納はメリット無し。

年金記録、同一指名、同一生年月日

年金記録が消えていた!

2007年に「消えた年金記録」が明るみになりました。その翌年だったような気がしますが、年金記録が自宅に届きましたが、僕の年金記録に消えた期間があることがわかりました。すぐに勤めていた会社名や期間などを記入して調査依頼を出しましたが、残念なことに記録はみつかりませんでした。
調査結果で届いたのはハガキ1枚で、なんとも軽い扱いだなと感じました。

 

実は、年金記録の不備を指摘されていた

若い頃に引っ越しや転職経験もありその都度役所で手続きをしました。年金問題が起きる十数年前に、一度手続き中に過去の記録が反映されていないようなことを言われたことがあるのです。写真の「同一指名、同一生年月日の・・・」という書面が当時のものです。
かなり昔のことだし組織も消滅しているので時効だと思うので書きますが、あの頃の年金事務所の職員は面倒くさそうに勤務されている方が多く雰囲気もよくありませんでした。できれば行きたくないし長居もしたくない場所でした。年金記録のことは次の機会にやろうと思って先送りしたら忘れてしまいました。あの時ちゃんとやっていればと後悔しています。

ふてくされて国民年金不払い、代わりに投資信託積み立てスタート
年金記録が消えていたことが確定して気分悪いです。一連の対応からも不信感を強くしました。記録が見つからないまま年金保険料を支払う気になれず、不払いすることにしました。ただし不払いだけでは将来の受け取り年金が減ってしまい、それでは困ります。年金保険料分の1万5000円で投資信託の積み立てを設定しました。記録が消されるような杜撰な年金ではなくて自分でチェックと管理ができる年金資金を持つべきだと考えたのです。
これが積み立て投資をスタートさせたきっかけです。

督促の電話から、いきなりの財産差し押さえ勧告
年金の不払を続けると納付を促すハガキや電話がかかってくるようになりました。電話で年金記録が消えていることを告げて支払う気持ちになれないと伝えると、相手も態度が変わります。不祥事を起こした組織ですから強く言えなくなるのは当然ですよね。電話は何度もかかってきましたが、最後には決まって「気持ちが変わったら納付を再開してください。」と言われていました。
いつまでも不払を続ける気はありませんでした。いつから再開させようか思案もしていました。国民年金を受け取るには保険料の払い込み期間が25年以上なければなりません。(その後10年に変更になりました)年金保険料の不払いをいつまでも続けることはできません。
不払が2年目になったある日、財産差し押さえの勧告が突然届きました。未納の保険料約20万円を期日までに一括納付しなければ財産の差し押さえを行うという内容です。逆らっても無駄ですから納付しました。

国や行政に逆らっても利益無し。制度は理解して利用すべき。

振り返ってみると年金記録が消えて納得できない気持ちからの行動でしたが、全く意味の無いものだったと思います。催促の電話をかけてきた相手に不満を伝えましたが、委託先の民間企業の方のような印象でしたし、責任のある方に伝わったのか疑問です。僕は「気持ちの問題」だけで行動していました。

現在は国民年金を信頼しています。旧社会保険庁は解体され日本年金機構に改められたというのもありますが、5年ごとの財政検証が行われていることが重要です。受給額の水準は低くなっていきますが、年金制度が維持されていきそうなことを数字で確認できます。年金が減っていくことは前もってわかっていれば個人で対策もできます。老後生活の柱は国民年金であることは変わらないと思います。
忘れてはいけないことに、自営業者は万一の時の保障が少ないんです。遺族基礎年金などの公的保障を年金未納で自ら手放すことはありえない選択です。確定拠出年金も国民年金未納では利用することはできません。きちんと納付していこうと思っています。

ところで自営業者のなかには年金未納の方がかなりの割合でいます。年収300万円以下の所得であれば差し押さえといった強硬手段は行われないようです。しかし、だから安心ではありませんよね。
もし経済的理由で納付が困難であれば「減免」「免除」といったことが可能です。僕も独立直後に「免除」してもらった期間があります。またもし将来、収入が減って困った時は未納にせずまずはそういった手続きをしようと思います。