心がやすらぐ火鉢。火鉢であぶるといろんなものが美味しくなります

2007年に火鉢を購入して使い続けています。究極のスローライフでエコな火鉢。火鉢のある生活が楽しくてやめられません。火鉢はただ楽しいだけでは無くて、使い込むほどに知恵の詰まった道具であることも実感しています。

火鉢

僕の火鉢は陶器のものです。陶器の火鉢は庶民的な風情でいかにも民芸品といった趣です。丸い形は家族でぐるりと取り囲み暖をとったりお餅を焼いたり、庶民的な使い方に向いている気がします。見た目以外にも移動が楽にできるとか、サイズ感とか。個人的なおすすめ火鉢は陶器の火鉢です。割と安価に購入できることもメリットです。

火鉢に必要な道具類

火鉢本体の他にもそろえる物があります。

火鉢には必ず灰を入れて灰の上で木炭を燃やします。灰は炭火の熱が床へ伝わるのを防ぐ断熱効果があります。火力調整でも灰を使用します。炭を灰に埋めると弱火でゆっくりと燃焼します。

  • ごとく、火箸、灰ならし

ごとくは鍋や網を置くためのもので、かならずしも必要ありませんが、これが無いと餅を焼いたりお湯をわかしたりができません。火箸と灰ならしは炭火のお世話に使います。灰ならしは必ず必要ではありませんが、あると炭に灰をかけたりできます。灰を美しく整えることもできます。

  • 火起こし器、台十能、火消し壺

炭に火をつけるには、火起こし器に木炭を入れてガスコンロにかけます。火のついた木炭は火起こし器と台十能で火鉢まで運びます。火消し壷は炭を消火するためのものです。

火起こし器と台十能

上が火起こし器で、下が台十能です。上の穴の空いた鍋に木炭を入れてガスコンロにかけます。(安全装置が付いたガスコンロでは火が消えます)火がついたら台十能にセットして木炭を運びます。火の粉が床に落ちるのを防いでくれます。
カセットコンロの使用は危険です。七輪で火起こしするのが安全だと思います。

  • 木炭

木炭は煙の出ない室内用の炭を使用します。「樫炭」「クヌギ炭」「備長炭」など種類があります。樫炭は火がつけやすいのでおすすめ。備長炭は火力が強く火も長持ちしますが、火をつけるのに時間がかかります。クヌギ炭は茶道に使用されるものなどあり美しく高品質なものがありますが、入手が難しいです。

火鉢の楽しみ方

火鉢は木炭を燃やしているだけでも火のおせわで楽しいのですが、お湯をわかしお茶やコーヒーを淹れたり、お餅やスルメなどを焼いてみたり楽しみ方は様々にあります。私のお気に入りのいくつかを紹介します。

焼酎に燗をつける


火鉢と黒千代香

写真は「黒じょか」という道具で焼酎用の酒器です。この「黒じょか」で焼酎を温めると本当に美味しくなります。

黒千代香で焼酎をそそぐ

日本酒のお燗も人肌といいますが、焼酎も低めの温度で燗をつけると甘さが引き立って美味しいです。火鉢でぽかぽかと暖まりながら飲む焼酎は最高です。

パンを温める

食パンやバケットなど、パンを温めても美味しくなります。特におすすめしたいのがあんぱん。軽く焦げ目がつくくらい裏表を炙ると、皮はサクッ、生地はふわり、あんこはホクホクと極上のあんぱんになります。あまい香りにこうばしさも加わり食欲をそそります。

ブレッドファクトリーのあんぱん

 

コーヒーを焙煎する

コーヒー豆の焙煎

コーヒー専門店で生豆を購入して火鉢で焙煎してみました。ザルを振りながら約15分ほど。自宅でコーヒー豆の焙煎なんてちょっと贅沢な気がします。難しいけれど楽しいです。

炙ると美味しくなる食べ物を探しています。

【美味しい】火鉢で炙る食材さがし【楽しい】